山陰の名湯「湯村温泉」。この温泉で有名な町”湯村”には毎日のように観光客が訪れ”荒湯”で温泉たまごを茹でる姿が独特の風景をつくり出します。
 この温泉街の中にひっそりとたたずむのが「おばあかふぇ ゆむら屋」。外から店内を除けば”お茶飲んで行きませんかぁ?”とおばあががひょいっと顔をだします。店内には遊月亭商品をはじめ、おばあ手作りのパッチワークや小物が並び、黒豆茶や栃の実珈琲、栃おはぎや栃餅入り大判焼きなども食べられ、訪れた人を癒やします。
ゆむら屋で働く個性豊かなおばあ達は遊月亭OBの10名。平均年齢65歳とまだまだ元気です。
 「ここでは物を売り、儲けるのではなく、おばぁの良さを売り、人とのつながりや絆を深めていきたいんです」そう語るのは但馬寿の久村常務。
 「買わなくてもいいから、お茶だけでも飲んでとにかくこのおばぁ達を体験してほしい。ここでのスタッフのノルマはお客さんを笑わせて帰ってもらうことですから」
地元にも愛されているゆむら屋ですが、その来客のほとんどは県外からの観光客です。TBなどで取り上げられたこともあり、「TVみたよー」と家族連れで栃おはぎや黒豆茶を目当てに来る方もいますが、だいたいは年配の方が多く、夫婦やお友達同士、中には東京などの遠方から来られる方もいるとか。
「皆さん店内に並ぶパッチワークや小物に興味を持ち、入って来られますが、話している間にだんだんと打ち解け最終的には家庭の話や悩み事などを相談されます(笑)。盛り上がっちゃってついつい長居されますが、皆さん『楽しかったわぁ。また絶対来ます』と笑顔で帰られるのが一番の喜びです」
そういった口コミがまた新たな人とのつながりを生み笑顔にさせます。
おばあにゆむら屋のオススメは?と訪ねると「おばあのぬくもりです」と返されました。
「私達はみーんな人が好き!笑顔が好き!だからどんどんいろんな人に来てもらいたいんです。お客さんと話していると新しい情報を吸収でき、若返った気持ちになれます」
こんな、元気で温かい気持ちにさせてくれるおばあ達にぜひ会いに行ってみてください。
きっと笑顔にさせてくれますよ。

おばあカフェゆむら屋

お電話:0796-92-2366
ご住所:新温泉町湯82-1
[営業時間] 午前10時~午後5時
      (時間変更あり)
[定休日] 水曜日